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小説家志望が知っておきたい日本&世界の文学賞徹底解説【本屋大賞・芥川賞】

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こんにちは。文章を書くのが好きな一般人、うつがや(@utugaya)です。

皆さんは文学賞について、日本や世界にどんな賞があるかご存知でしょうか?

時折ニュースで耳にする芥川賞や直木賞を初め、最近は読書家の指針になりつつある本屋大賞など。

名前だけは聞いたことがあるけれど、いざ調べてみると意外と複雑だし多すぎる。

しかも、どれが新人向けで、どれが既刊作品向けで、どれが純文学で、どれがエンタメなのか、正直、初見だと文学賞の世界はちょっとした迷宮ですよね。

ということで今回は、日本と海外の文学賞について、過去地方文学賞で賞を取ったことのある軟弱者の私うつがやが解説したいと思います。

小説家志望向けに「どの賞が偉いのか」だけではなく、「自分の作品ならどこを目指すべきか」まで見えるようにまとめていきますので最後までお付き合い頂けますと幸いです。

それでは早速いってみましょー!

文学賞は大きく分けると3種類あるという話

すでに発表された作品を評価する賞

多分皆さんがよく耳にする芥川賞、直木賞、本屋大賞、ノーベル文学賞など。

これらは基本的に、すでに雑誌や単行本として発表された作品、あるいは作家の業績を対象にしています。

つまり、一般の小説家志望者が「よし、芥川賞に応募するぞ」と原稿を送るれるものではないんですよね。

芥川賞や直木賞を受賞するためには、ますば新人賞を獲り作品が出版されなければなりません。

その為メディアでも「文学の一大賞」としてよく取り上げられる賞なのです。

未発表作品を募集する新人賞

小説家志望者にとってまずは登竜門になるのが新人賞です。

有名なもので行くと小説すばる新人賞、群像新人文学賞、すばる文学賞、メフィスト賞、江戸川乱歩賞、電撃小説大賞などが代表例です。

新人賞は、まだ商業出版されていない作品を応募し、受賞・選考通過をきっかけにデビューを目指します。

その為審査員には著名な小説家だけでなく編集者や「下読み」と呼ばれる編集者の雇ったバイトが審査したりします。

いわば、作家になるための入口。

もちろん入口と言いながらその間口は狭いもので純文学なら一つの賞で大体1人~2人が、ライトノベル新人賞なら多くても5人くらいしかデビューできません。

それでもこの賞を獲って初めて「小説家」という職業に就けるため、目指すべき高みでもあります。

その他のジャンルごとの専門賞

小説家の入り口は新人賞だけでなく、ミステリー、SF、ホラー、ライトノベル、児童文学、エッセイなど、ジャンルごとに特化した賞もあります。

たとえばミステリーなら江戸川乱歩賞、SFなら日本SF大賞や創元SF短編賞、ライトノベルなら電撃小説大賞やファンタジア大賞など。

ジャンル賞の良いところは、求められている作品像が比較的はっきりしていることです。

逆に言えば、賞の性格と作品がズレていたりジャンルエラーの作品を投稿してようとどれだけ面白くても届きにくい傾向があります。

ただジャンルの制限があるので一般的な純文学新人賞では1000作品のうち1人が受賞するような規模でも、賞によっては200人に1人だったりと間口は広い印象があります。

「俺はホラー小説家になるんや!」と覚悟を決めて挑戦する分には良いチャレンジになると思います。

俺もホラー作家になりてー!!!

日本の代表的な文学賞

芥川賞|純文学の代表格

芥川賞は日本文学振興会が主催する、純文学系の短編・中編作品を対象とする日本でもっとも知名度の高い文学賞のひとつです。

代表的な受賞作家には、

  • 石原慎太郎『太陽の季節』
  • 大江健三郎『飼育』
  • 村上龍『限りなく透明に近いブルー』
  • 綿矢りさ『蹴りたい背中』
  • 金原ひとみ『蛇にピアス』
  • 又吉直樹『火花』、
  • 村田沙耶香『コンビニ人間』

などがいます。

芥川賞の特徴は、「読みやすい」「売れそう」だけではなく、文学としての新しさや表現の強度が問われるところです。

審査は年2回行われており、上半期と下半期で出版された本を対象に審査する特徴もあります。

物語の面白さだけで殴るというより、文章、視点、構造、時代感覚でじわじわ刺してくるタイプの賞です。

直木賞|エンタメ小説の大看板

直木賞は芥川賞と同じく日本文学振興会が主催する、新進・中堅作家によるエンターテインメント作品を対象とする賞です。

受賞作家には

  • 東野圭吾『容疑者Xの献身』
  • 桜庭一樹『私の男』
  • 三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』
  • 角田光代『対岸の彼女』
  • 京極夏彦『後巷説百物語』
  • 宮部みゆき『理由』

などがいます。

芥川賞が「文学表現の強度」を見られやすいとすれば、直木賞は「読ませる力」や「物語としての完成度」がより重要になります。

ただし、こちらも公募新人賞ではありません。

すでに本を出している作家が対象になる賞です。

作家志望者にとっては、直接応募する賞というより、「いつかここに名前が載ったらすごいな」と遠くに見える山みたいな存在です。

また芥川賞と同時に審査されることも特徴の一つで、こちらも上半期と下半期で2回受賞者が策定されます。

「小説家になった者の新人賞」として、日本の文学はここにあると感じさせる伝統のある賞です。

……ちなみに僕は高校卒業時の卒業文集に「いつか芥川賞を獲る」と書いたのですが、いつになることやら。

本屋大賞|書店員が“売りたい本”を選ぶ賞

本屋大賞は、全国の書店員の投票によって選ばれる一風変わった賞です。

その特徴から「1番読書家に近い賞」として、売れ筋や近年の流行を確認するには1番参考にしたほうがいい賞でもあります。

代表的な受賞作には

  • 小川洋子『博士の愛した数式』
  • 恩田陸『蜜蜂と遠雷』
  • 逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』
  • 凪良ゆう『汝、星のごとく』

などがあります。

芥川賞・直木賞が文壇や選考委員の評価に近い賞だとすれば、本屋大賞はかなり読者に近い賞です。

「この本を売りたい」

「この作品を読者に届けたい」

という現場の熱量が反映されるので、受賞後に大きく売れるケースも少なくありません。

文学賞というより、本屋さんによる巨大な推薦文みたいな賞であり、正直近年では直木賞・芥川賞よりも文学の一丁目一番地的な思惑が強い賞です。

発表がある度にお祭り騒ぎみたいになるSNS、正直嫌いじゃないですよね。

小説家志望者がまず見るべき新人賞

小説すばる新人賞|エンタメ寄りの王道新人賞

小説すばる新人賞は、集英社の文芸誌『小説すばる』による新人賞です。

後述するのですが、ほぼ同名の新人賞に「すばる文学賞」という賞もあるのですが、本賞の何といってもの特徴は「エンターテインメント小説向けの賞」であること。

そのため物語として読ませたい、キャラ・展開・ジャンル性が強いと言った作品に向いている賞です。

最近ではメディア露出もちょくちょく増えている朝井リョウが『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞し、デビューした賞でもあります。

エンタメ性のある青春小説、人間ドラマ、読みやすい文芸作品を書きたい人にとっては、かなり現実的な目標になる賞です。

「文学っぽくしなきゃ」と背伸びしすぎるより、まずは読者を最後まで連れていく力が問われる印象があります。

すばる文学賞|純文学寄りの新人賞

すばる文学賞は、集英社が主催する純文学系の新人賞です。

先程の「小説すばる新人賞」との違いは、すばる文学賞は「既成の文学観にとらわれない、意欲的な力作・秀作」を求める賞であること。

そのため文章の質感、違和感、内面、実験性、文学的な切実さで勝負したい作品が多くし受賞しています。

そんな受賞作を代表しているのが、金原ひとみ『蛇にピアス』。第27回すばる文学賞を受賞し、その後、同作で芥川賞も受賞しました。

つまり、新人賞から芥川賞へとつながるルートが実際にあるわけです。

自分の内面、社会への違和感、身体感覚、言葉の切実さ。

そういうものを小説にしたい人は、すばる文学賞や群像新人文学賞、文學界新人賞あたりを視野に入れるといいと思います。

メフィスト賞|尖った才能の受け皿

メフィスト賞は、講談社が主催する「実験的な文学作品を求める」新人賞です。

第1回メフィスト賞を受賞し、森博嗣は『すべてがFになる』にて作家デビューしました。

この賞の面白いところは、きれいに整った優等生的な作品だけではなく、「なんだこれ」と言いたくなるような独自性の強い作品が出てくるところです。

ミステリー、SF、青春、法廷、幻想、ジャンル横断。

型にはまりきらない作品を書いている人には、かなり相性が良い賞です。

また、メフィスト賞の大きな特徴として「審査内容が全て公開されている」という点もあります。

座談会として最終候補に残った作品を編集部がアレコレ言いながら選んでいくのですが、この過程もまた面白い。

作品の弱点やジャンルに求められているものが赤裸々に公開されているのでとても参考になる賞でもあります。

応募は4半期に1度であり、間口が広いのも特徴の賞です。

江戸川乱歩賞|ミステリー作家の登竜門

ミステリーを書くなら、江戸川乱歩賞は外せません。

過去には、西村京太郎、東野圭吾、桐野夏生など、後に大きな読者を獲得する作家たちが関わってきました。

特に東野圭吾は『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビューしています。

ミステリー新人賞は、文章力だけでなく、アイデア、構成、謎の作り方、解決の納得感まで見られます。

小説というより、設計図を作ってから家を建てる感じに近いです。

また授賞式が大きいのも特徴で、会場は大体区のホールを貸し切って行われ、副賞としてフジテレビによる映像化も検討される日本の一大ミステリー賞です。

毎度のことながら式典には京極夏彦先生や綾辻行人先生が登壇されるので賞を獲ったすぐに重鎮へ会える垂涎の賞でもあります。

俺もいつかは京極先生と握手して~!!

電撃小説大賞|ライトノベル最大級の新人賞

ライトノベルを書きたい人にとって1番目標にすべきなのがKADOKAWAが主催する電撃小説大賞です。

川原礫『アクセル・ワールド』、入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』など、後に人気シリーズとなる作品もここから出ているまさにラノベの直木賞です。

ライトノベル新人賞では、キャラクター、世界観、読みやすさ、シリーズ展開の可能性が重要になります。

文芸新人賞よりも、読者に「次も読みたい」と思わせる力が強く求められる印象です。

また、応募数が尋常じゃないことでも有名であり直近では総応募数1000ちょっとを記録しています。

キャラが立っていない作品は、どれだけ設定が凝っていても厳しい。

キャラクター文芸のお祭りみたいな賞ですが、その狭き門に覚悟を持って挑む必要があります。

因みに僕は戦歴一次落ち×2です。

ジャンル別に見る文学賞

ミステリー系の文学賞

ミステリーなら

  • 江戸川乱歩賞
  • 鮎川哲也賞
  • 横溝正史ミステリ&ホラー大賞
  • 日本推理作家協会賞

などがあります。

新人が応募するなら、江戸川乱歩賞や鮎川哲也賞は候補に入りやすいです。

本格ミステリーなのか、社会派ミステリーなのか、警察小説なのか、イヤミスなのか。

自分の作品の方向性を見極めてから応募先を選ぶ必要がある難しいジャンルでもあります。

その分ワンチャン日本のシャーロックホームズを生み出せる希望のあるジャンルなのでめちゃくちゃ夢がある!!

SF系の文学賞

SFでは、日本SF大賞、星雲賞、創元SF短編賞、ハヤカワSFコンテストなどがあります。

日本SF大賞では、

  • 筒井康隆『朝のガスパール』
  • 宮部みゆき『蒲生邸事件』
  • 貴志祐介『新世界より』


なども受賞しています。

SFは「宇宙が出ればSF」という単純なものではありません。

技術、社会、身体、記憶、時間、言語。

現実のルールを少しだけずらして、人間を見直すジャンルです。

ホラー系文学賞

ホラーでは、日本ホラー小説大賞がかつて大きな存在感を持っていました。

貴志祐介は『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞しています。

ホラーを書くときに大事なのは、怖い出来事そのものより、「何が怖いのか」を作者が理解していることです。

幽霊が出るから怖いのではなく、逃げ場がないから怖い。

怪物がいるから怖いのではなく、自分の中にも同じものがあると気づくから怖い。

そこまで掘れると、ホラーはかなり強いです。

コラム:地域文学賞は穴場なのか

さて、ここからは少し話を逸れて地域文学賞の話をしたいと思います。

地域文学賞とは各市区町村が募集している小規模な小説賞を指すのですが、「賞を取ること」に目を向けた時おすすめできる賞です。

大半の賞が応募総数50くらいを維持しており敷居が下がるのも特徴ですが、「受賞したと言って書籍化はない」という弱点もあります。

事実僕も賞は取りましたが本にはならず、頂いたのは作品集と賞金のみです。

ただし、だからといって価値が低いわけではありません。

地域をテーマにした作品、地方の歴史や文化を扱った作品、地元に根ざした物語を書いている人にとっては、むしろ相性が良い場合があります。

たとえば、地方自治体や新聞社、文学館が主催する文学賞では、その土地との関係性が重視されることもあります。

しかも大概受賞するとテレビや新聞のインタビューを受けれる為、名を馳せる為にはめちゃくちゃ目指すべき賞でもあります。

中日新聞社様、岐阜新聞様、あの時はキョドっている僕にインタビューしてくださりありがとうございました!

海外の文学賞も知っておきたい

ここからは国の境を超えて、海外の文学賞も解説したいと思います。

近年ではババヤガの夜がフランスの文学賞を受賞してデビューするなど、海外の文学賞も視野に入ってきています。

ノーベル文学賞

まずはキングオブ文学の賞、世界でもっとも有名な文学賞といえば、ノーベル文学賞です。

日本語で作品を書いた作家では、川端康成が1968年に、大江健三郎が1994年にそれぞれ受賞しています。

ここ10年くらい村上春樹もノーベル文学賞を受賞するのではないかと騒がれていますが、この賞には他の賞にはない一面もあります。

それは、「ただ売れた小説が受賞するわけではない」こと。

元々ノーベル賞自体が世界に対し何かしらの影響を与えたり進歩した学問に付与される賞のため、ノーベル文学賞においても世界的な問題を取り扱った文学が多く受賞しています。

日本人では最後の受賞からもう四半世紀あまり。

次の名乗り手は誰になるのか!実は1番見ものな賞でもあります。

ブッカー賞・国際ブッカー賞

英語圏で大きな影響力を持つ賞に、ブッカー賞があります。

カズオ・イシグロは『日の名残り』でブッカー賞を受賞しています。

また、翻訳文学を対象とする国際ブッカー賞では、多和田葉子『献灯使』の英訳版が2018年に受賞しました。

川上未映子『ヘヴン』の英訳版も、2022年の国際ブッカー賞最終候補に選ばれています。

日本文学は、いま海外でもかなり読まれています。

「日本語で書くこと」と「世界に届くこと」は、もはや別々の話ではなくなってきていることを痛感する賞です。

全米図書賞

アメリカの代表的な文学賞のひとつが全米図書賞です。

柳美里『JR上野駅公園口』の英訳版『Tokyo Ueno Station』は、2020年の全米図書賞・翻訳文学部門を受賞しました。

翻訳文学の評価が高まっている今、日本の作家にとって海外文学賞は遠い世界の話ではありません。

もちろん、いきなり海外を狙う必要はありません。

でも、自分の書いた物語が翻訳され、別の言語で読まれる可能性がある。

そう考えると、小説を書くことの射程は思っているより広いです。

文学賞に応募するときのポイント

ここからは小説家志望の人向けに実際に僕が感じている新人賞に応募するときのポイントや対策を解説していきたいと思います。

当たり前のことの連続ですが意外にエラーは多く、大体の賞でも応募の1割くらいはそれで弾かれている印象です。
だからはまずは当たり前のことを出来るようになること!

作品だけでなく原稿形態や応募要項に注目して審査員がどよめく様な爆弾をねじ込んじゃいましょう!

まずは応募要項をしっかり読む!

当たり前ですが、実は1番難しくて最重要な項目です。

文字数、原稿形式、締切、未発表条件、二重応募の可否。ここを守れていない作品は、内容以前に失格になる可能性があります。

また、近年では「生成AIの使用可否」についても記載が多く、受賞した後に取り消されるようでは大変勿体無いお話です。

どれだけ傑作でも、応募規定を読んでいない時点で「この人は編集者と仕事できるのか」と思われます。

当たり前ですが小説家はフリーランスです。

その為応募前には必ず見直すようにして、余裕を持っての応募を心がけましょう。

それが出来たらの話ですが……😭

過去の受賞作を読む

応募したい賞があるなら、最低でも過去の受賞作を数作読むことを心がけましょう。

その賞が何を評価しているのかは、募集要項より受賞作に出ます。

文章の温度、物語のスピード、テーマの重さ、キャラクターの立て方。
賞によって好まれる作品の空気はかなり違います。

これは受験にも言えることですが、傾向と対策は万全にしておくことこそ自分の作品が評価対象に上がる為1番重要なことです。

近年の受賞作を中心に数作読むことで、大まかな傾向が掴めると思います。

小説家は小説読んでなんぼ!

ガシガシ読んで、ガシガシ書いて、球数を増やすことこそ成功への近道です!

自分の作品と賞の相性を見る

純文学寄りの作品をライトノベル新人賞に送っても、そもそも評価の段階に立たないことが多いです。

これを俗に、「新人賞のジャンルエラー」と呼んでいます。

逆に、キャラクターと展開で読ませる作品を純文学新人賞に送っても、噛み合わないことがあります。
作品の良し悪しとは別に、場所の問題がある。

これは結構大事です。

自分が輝ける場所を見定めて、そこに作品をぶん投げる!!

意外に気分転換で書いた別ジャンルの作品が賞を取ってしまうことも、よくある事なんですよ。

家族や友人より、読書慣れした第三者に読んでもらう

完成した原稿を家族や友人に読んでもらうのは悪くありません。

ただ、優しい人はだいたい「面白かったよ」と言ってくれます。

でも、それだけでは改稿できません。

できれば、同じジャンルをよく読む人、創作仲間、読書量の多い第三者に読んでもらうのがおすすめです。

「どこで読む手が止まったか」

「どの人物に興味を持てなかったか」

「結末に納得できたか」

このあたりを聞くと、作品の弱点が見えてきます。

また、それが難しい人のために「読み専」と呼ばれる人々が有料で下読みのサービスを行なっていることもあります。

ちょっとだけ裏技チックでもありますが、第三者の目というのは意外に重要な要素です。

主観が入り混じる現代社会を生きているのだからこそ率直な他人の意見を聞いて作品を改稿していきましょう!!

因みに僕にDMで作品を送ってくれたら、気分で下読みして返しますよ。

まとめ

ということで今回は日本&世界の著名な文学賞について、特徴や傾向などから詳しくご紹介しました。

文学賞は、作家志望者にとって大きな目標です。

ただ、文学賞を取ればすべてが解決するわけではありません。

逆に、落ちたから才能がないとも限りません。

大事なのは、自分の作品がどんな読者に届くべきなのか、どんな場所で評価されやすいのかを知ることです。

純文学なのか、エンタメなのか。
ミステリーなのか、SFなのか。
ライトノベルなのか、地域に根ざした物語なのか。

自分の原稿を何度も読み返しているうちに面白いのか、ただの深夜テンションなのか、分からなくなる日もあります。

というか、だいたい分からないです。

それでも、文学賞という締切があることで、作品は完成に向かいます。

まずは一つ、自分の作品に合いそうな賞を選んでみる。

そこからが、あなたの小説家としてのキャリアをスタートさせる一歩であると僕はひどく痛感しました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事を書いた人
うつがや

東京都出身2004年生まれA型大学生ブロガー。
文章を書くことが好きで2022年よりブログ「駄文の連なり」を運営中。
最近はずっと真夜中でいいのに。に激ハマりしている。

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