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Book review

【2021年版】taknalでいいね数の多かった小説トップ5を紹介します。

Book review

初めまして。文章を書くのが好きな一般人、うつがや(@utugaya)です。
皆さんは「taknal」についてご存じでしょうか?

「taknal」は一言で表せば、「すれ違い本交換アプリ」です。 すれ違った相手から本のあらすじと感想が送られてきて、気になった本があれば「いいね」して自分の本棚に入れられる、そんなアプリです。

僕はこの「taknal」を読了記念の感想を載せるところとして使ってきました。 少しばかりの感想と、あらすじを載せて相手へ飛ばす。

気がつけば今年、沢山の方から「いいね」をいただきました。 そんな沢山の方に気に入って貰った本小説を、ランキング形式で紹介します。

taknalについて

「taknal」は前述の通り、「”人とのすれ違い”を”本との出会い”に変えるアプリ」です。 ユーザー同士がすれ違うことで、お互いがオススメする本が交換され、気に入った本があれば「いいね」することで自分の本棚へとしまうことができます。 僕自身、このアプリを知ったのは2021年の初めの頃でした。

このアプリを入れて早1年。 沢山の本を知れ、自分の想いも届けられる。 「taknal」は僕にとって、身近な「想いを届ける場所」になっていました。

5位

世界の中心で、愛を叫ぶ

獲得いいね数・2

主人公は朔太郎という名の、地方都市に住む高校2年生。物語は、アキという名の同級生の恋人の死から始まる。そして生前の彼女との思い出を回想するように、ふたりの出会い、放課後のデート、恋人の墓から遺骨の一部を盗んだ祖父の哀しくユニークな話、ふたりだけの無人島への旅、そして彼女の発病・入院、病院からの脱出、そして空港での彼女の死までのストーリーが語られ、その中で朔太郎は自分の「生」の充足が、彼女との出会いから始まっていたことに気づく。アキの死から十数年が経過した今も粉状になった彼女の遺骨の一部を小さな硝子瓶に持ち続けていた朔太郎は、新たな恋人とともにアキとの思い出が詰まった郷里を訪ねる。そして「アキの死」が残したものの大きさを感じながら、ふたりがかつて一緒にいた郷里の学校のグラウンドで静かに骨を撒いた――。

小学館

映画にもなった片山恭一先生の不朽の名作「世界の中心で、愛をさけぶ」が5位にランクイン!中学生な男女が織りなす甘くてしっとりとしたラブストーリーに後半涙腺崩壊注意です。

飛び立つ君の背を見上げる

獲得いいね数・2

北宇治高校三年、中川夏紀。
私は今日、吹奏楽部を引退した――。

『響け! ユーフォニアム』シリーズの人気キャラ・中川夏紀の視点で、
傘木希美、鎧塚みぞれ、そして吉川優子をみた物語。
エモさ全開の青春エンターテインメント。

宝島社

武田綾乃先生の人気シリーズ「響け!ユーフォニアム」シリーズから一冊、「飛び立つ君の背を見上げる」が同率5位にランクインしました。

シリーズの中でも中心だった 「なつき」を中心に、「友達とは」「青春とは」「他人とは」と思春期に誰しもが抱えるような悩みが描かれていて、彼女らの選択に心打たれます。

4位

サンタクロースを殺した。そして、キスをした。

獲得いいね数・3

クリスマスを消すため僕は少女の恋人になる。
聖夜を間近に控え、街も浮き立つ12月初旬。
先輩にフラれた僕は、美しく輝く駅前のイルミネーションを眺め、どうしようもない苛立ちと悲しさに震えていた。
クリスマスなんて、なくなってしまえばいいのに……。
そんな僕の前に突如現れた、高校生らしい一人の少女。

「出来ますよ、クリスマスをなくすこと」

彼女の持つノートは、『望まない願いのみを叶える』ことが出来るらしい。
ノートの力で消すために、クリスマスを好きになる必要がある。だから――

「私と、疑似的な恋人になってください」

第14回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作品。
これは、僕と少女の奇妙な関係から始まる、恋を終わらせるための物語。

小学館ガガガ文庫

犬君雀先生の代表作「サンタクロースを殺した。そして、キスをした」が4位にランクイン!
ラノベとは思えないほど重厚でほろ苦いラブストーリーの裏にある「クリスマスの意味」。
この意味を知ったとき、あなたはどう感じますか?

3位

人類は衰退しました

獲得いいね数・5

にんげんさんは、かみさまです?

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は「妖精さん」のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の“調停官(ちょうていかん)”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっそく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが……。

小学館ガガガ文庫

「無能なナナ」の原作でお馴染み田中ロミオ先生の言わずと知れた名作ラノベ、「人類は衰退しました」が3位にランクイン!
緩やかに人類が滅んでいく世界で、生き残りの少女が出会ったのはまさかの妖精さん!?
マイペースで、のんびりしてて、甘いものが大好き。
そんな妖精さんと残りの世界を過ごすのも、悪くないかも?
ほっこり温かくなって、ついついページが進んでしまうような、そんな作品です!

2位

浜村渚の計算ノート

獲得いいね数・6

「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」。天才数学者・高木源一郎が始めたテロ活動。彼の作った有名教育ソフトで学んだ日本人は予備催眠を受けており、命令次第で殺人の加害者にも被害者にもなりうるのだ。テロに対抗し警視庁が探し出したのは一人の女子中学生だった! 新時代数学ミステリー!!

講談社文庫

青柳碧人先生の「浜村渚の計算ノート」シリーズが2位にランクイン。
個人的に「数学苦手な人にほど読んでほしい一冊」と銘打ったこの本。

悪の数学テロリストに立ち向かうのは、ひとりの天才数学少女!?
敵の出してくる問題を可憐に分かりやすく解き明かす姿は文系の僕には感服です。

数学苦手な人にほど読んでほしい、数学の楽しさが詰まったシリーズです!

1位

新世界より

獲得いいね数・7

1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。

講談社文庫

そして、堂々の一位を獲得したのがこの作品。貴志祐介先生の「新世界より」です!
神栖66町を舞台に起こる和風SF物語。
今まで読んできた小説の中で抜きん出て面白く、一風変わった世界観設定や登場人物たちの成長に、心打たれること間違いなしです!
この作品の魅力は別の記事でも語っていますので良ければそちらも読んでみてください!

まとめ

と言うことでいかがだったでしょうか!

僕自身ライトノベルを読むことが多くあまり大衆文学などは読んでこなかったのですが、その中でもランクインしてきた「世界の中心で、愛を叫ぶ」や「新世界より」などはやはり人の心を掴む魔力みたいなものが満ち満ちているんだろうなと思います。

この記事で紹介した小説はどれも僕が胸を張ってお薦めできる作品ですのでぜひ興味が湧きましたらリンクより手に取っていただけると幸いです。

最後まで読んで下さりありがとうございました!

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