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ヘッドホンをファッションアイテムに。Marshall ワイヤレスオンイヤーヘッドホン Major Ⅳ3ヶ月使用レビュー

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こんにちは。文章を書くのが好きな一般人、うつがや(@utugaya)です。

皆さん、オーディオ機器は何を使ってらっしゃるでしょうか?

僕はどこかの記事でも書いたと思うのですが、ずっとゼンハイザーのMOMENTUM True Wirelessを使っていました。

外音取り込みの音質が良かったりノイキャンが聞くので作業に集中しやすく重宝していたのですが、長年使っていたのもあって最近はバクに悩まされていました。

「何か他に良いイヤホンはないかなー」と買い換えを考える中で、転機になったのがファッションに目覚めたことでした。

「次買うなら目立ってファッションアイテムにもなるオーディオ機器がいい!」

そんな中で出会ったのが、Instagram等でよく見る「Marshall Major Ⅳ」というヘッドホンでした。

実は元々ヘッドホン派だったこともあり即ポチり、今はこのおしゃれヘッドホンを使っています。

使っていて何よりいいのがデザイン性。小型で無骨なヘッドホンはどんなファッションにも馴染み、個性を湧き立たせてくれます。

使用して3カ月ほどたった今、この「ファッションアイテムとしてのヘッドホン」についてレビューしていこうと思います!

機能面やデザイン性などについて使用しているとメリット・デメリットが見えてきたので、悩んでいる貴方の手助けになれば幸いです。

それでは行ってみましょー!

商品紹介

商品名Marshall Major Ⅳ
ヘッドホン型式オンイヤー型ヘッドホン
通信方式Bluetooth®5.0
対応コーデックSBC
重量約165g
連続再生時間約80時間
充電端子USB-C
公式サイトhttps://marshall.kanjitsu.com/product/major4/

Marshall MajorIV(メジャー4)は、イギリスのオーディオブランド「Marshall」が2020年11月に発売したワイヤレスヘッドホンです。

他のヘッドホンには中々無い特徴の1つとして、「オンイヤー型である」と言うのが取り上げられます。

この「オンイヤー型」というのは、文字通り装着時耳の上にイヤーパッドが乗っており耳全体を覆っていない形式の事を指すのですが、これが結構良いんですよね。

耳全体を覆わないことで蒸れたりすることはないし、小型化にも繋がっています。

正直ヘッドホンはオンイヤー型しか買わない僕ですが、こういうミニマルで長時間付けられるところがオンイヤー型の良さなんじゃないかなと思っています!

また、もう一つの特徴として「連続再生時間がめちゃくちゃ長い」と言う点も上げられます。

ソニーやゼンハイザーのヘッドホンが平均連続接続時間30時間なのに対し、Major Ⅳは驚異の80時間です

最大で4日間は連続で再生し続けられることが出来、その間の充電は必要ありません

正直どういう規格になっていてこんなに再生時間が延ばせるんですかね?

光合成とかしていないと説明できないような気もするんですが、意外にありがちな「ワイアレスヘッドホンの充電忘れてたー!」問題をバッテリー容量が多いことで回避できる率が上がるので、とてもオススメです!

付属品紹介

Marshall Major Ⅳには付属品に専用USB-C to USB-Cコードと3.5㎜ステレオミニプラグが付いているのですが、このミニプラグがレトロチックでとても可愛いです!

1.06mある全体は取り回しが効きやすいように黒電話のコードみたくクルクル巻かれており、ワイアレスヘッドホンなのに有線接続でもお洒落に使えます。

音質に関してはコーデックがSBCなのであまり良いとは言えませんが、有線接続にしてしまえばコーデック関係なくMarshalの音質で音楽が楽しめるので、そういう使い方もアリなのでは?と思っています。

ブランド「Marshal」について

皆さんも一度はテレビ番組やライブ会場で「Marshall」のロゴが入ったアンプなどを見かけたこともあるのではないでしょうか?

僕も初めてギターを購入した際は、Marshallのヘッドホンアンプを一緒に購入し使っていた記憶があります。

「Marshall」は、ジミーヘンドリクスなど数々の有名ロックミュージシャンに愛されてきたオーディオ機器ブランドです。

1960年イギリスにて「Jim Marshall OBE」が立ち上げた「Jim Marshall and Son」という家族経営の音楽ショップから歴史は始まりました。

音楽の才能があったJimは若いギタリストの要望に応えるためギターアンプを作り、販売し始めます。

このアンプが話題になったことで一気に「Marshall」はロック界に名を轟かせる存在となり、Jimは「爆音の父」と呼ばれるようになりました。

それから60年あまり。長年のノウハウと音楽を愛する人々の要求がぶつかり合うことで、Marshallは今も最高なオーディオ機器を作り出しています。

3カ月使用してみての感想

長年の実績と妥協なき音作りを続けるMarshallですが、そんなMarshallから発売されたヘッドホンがどのような実力だったのか、実際に三ヶ月使用してみてのレビューを早速書いていきたいと思います!

音質は癖があるけど○。この低音は人を狂わせる。

前述しましたが、Marshallは元々ギターのアンプなどを作っているゴリゴリのロックなオーディオ機器メーカーです。

そんなMarshallの作ったヘッドホンなだけあって、低音がどのヘッドホンよりも良く、表現が豊かになっています。

ロックな曲に良くあるギターの歪みやEDMを聴くと分かるあの機械的なドンドン音がはっきりと分かるくらいに鳴り分けられていて、聴いていて脳に響くような低音があります。

低音のバリエーションはどのヘッドホンにもない個性があり、ロックやEDMをよく聞く僕のような人間からするととてつもなく良いヘッドホンです。

正直、人生が狂います。

人がガヤガヤしている電車内において脳が振動しそうな低音が掻き鳴らされていると、気分はさながらクラブハウスにいるような高揚感を感じます。

周りの人は皆無個性な顔をしているのに自分だけは激しい低音が襲い、ロック心を掻き立てられます。

他にこんなロックなヘッドホンある?

つけていて気分はさながらデカ箱の激しめロックライブ。

Marshallが持つ長年のロック精神が極限まで表現されたヘッドホン、低音最高です!!!

なんと言っても良いデザイン性。これはどんなファッションにも合う。

Instagramのおしゃれ番長がそろって首元にかけているヘッドホン。それがMarshall MajorⅣなのですが、その万能性に驚かされます。

無骨なデザイン性はストリート系ファッションとの相性の良さは勿論、意外にもカジュアルフォーマルにも合うんです。

白のワイシャツの上から黒のヘッドホンをかけたり、色の入ったセーターの上からかけても相性は◎でおしゃれさを引き立てます。

ネックレスやシルバーリングに合わせるのも良いですが、ファッション初心者の僕からすればアクセサリーは少しだけハードルが高いです。

そんな中で一点もののヘッドホンは中和性が良く、付けていて目を引くこと間違いなしです。

個性的ながらワンポイントとしてのヘッドホン。買ってみてとても良かった点の一つでした!

ファッションとしてのオーディオ機器について。犠牲は多いけど個人的には満足です。

ここまでメリットを書いてきましたが、後に記述するデメリットでは結構ボロクソに書く予定です。

ガジェットはどうしてもおしゃれに極振りすると機能性が落ちてしまうもの。

そんなデメリットを踏まえても、やっぱりファッションの一部としてガジェットを仕込むのは個人的にとても癖がでます。

機能性0なアクセサリーよりも何かしらの機能を持ったアクセサリーの方が厨二心をくすぐりますし、何より「活用してる感」は購入して良かった満足感を引き立ててきます。

長年使うことになるであろうMarshallのワイアレスヘッドホン。

個人的に買って満足でした!!!

少し不便だったところ

さて、ここからは「ファッションアイテムとして」ではなく「ヘッドホンとして」の側面からMarshall Major Ⅳを深掘っていきたいと思います。

ノイキャン・外音取り込みはないです。機能を求めるなら別の製品をおすすめします。

このヘッドホン、本当に最低限の機能しかありません。

金色の物理ボタンが無骨な本体のデザイン性を引き立ててはいるものの、このボタンに割り振られた機能は「曲の進み・戻り、再生・停止」の四機能のみです。

このヘッドホンには近年絶対必要な機能であるノイズキャンセリングや外音取り込みはありません。

Marshallのワイアレスヘッドホンにはノイキャンがついた製品もあるにはあるものの、正直デザインが良くないです。

ノイキャンヘッドホンを求めるならゼンハイザーやソニーのヘッドホンの方が機能的には良く、性能を求めるならそっちの購入をおすすめします。

おしゃれ全振りだからこそヘッドホンとしての機能は最低限であり、日常使いを考えるとあまりよろしくはないのかも知れません。

ファッションは我慢との戦いとはよく言いますが、ガジェットをファッションアイテムとするとどうしても他製品と機能が劣ってしまうのは何故なのでしょうか?

Marshallさん、頼むので機能面でも満足できるようなおしゃれヘッドホンを出してください!

まさかイコライザーもいじれないとは思わなかった。

前述した癖のある音質なのですが、ここに対応するために他のMarshallヘッドホンではアプリでイコライザーがいじれるようになっています。

弱い高音を助けるために低音を落とし、J-POP等の曲にチューニングする。

ですがこのMajo では何故かそのアプリに非対応です。

初めは僕も対応しているものだと思っていたのですが、どうやら何故か対応していない様子。

設定の面倒くささを省いているとは言えども、正直対応してほしかった……。

今後アップデートで対応するかもしれない可能性はありますが、今現状では無理です。

今は本当に最低限の「音楽を聴くだけのヘッドホン」になってしまっているので、何とかなることを祈っています。

癖のある音質が何とも言えない。人を選ぶヘッドホンです。

そしてこれが最大限の注意点。

「低音が強い」は何度も書いていますが、反対に高音がとてつもなく弱いです。

高音が綺麗なアーティストさんの曲を聴くと、安っぽいラジオのような音質に化けてしまいます。

アコースティックスギターの乾いた高音なども弱く、正直聴いていてとても物足りない気がします。

これをなんとかするためのイコライザーも使えず、今現状ユーザーができるのはmarshalの最高な低音を味わうのみです。

うーん。音に関しては満足できないような。

ファッションアイテムとしては最高な製品ですが、ヘッドホンに関してはもうちょい値段の安いAnkerのヘッドホン以下です。

ファッションアイテムか、ガジェットか。どちらを求めるかでこの製品を買うかどうかは分かれる気がします。

購入することに関しての注意点

Marshall製品全般に言えることなのですが、海外製の偽物が流通しています。

人気なMarshallのワイアレススピーカーを筆頭にして、中華製の偽物がAmazonやメルカリでは販売されているようです。

これら偽物を購入してしまうと癖のある音質がもっと悪かったり、機能がバグっていたりすると報告されています。

注意すべき点は箱にしっかりと認証シールがついているかどうか。

Marshallの日本正規代理店は「完実電気株式会社」の一つしかなく、ここの認証シールが貼ってない製品は全て偽物になっています。

せっかくのガジェットです。偽物を購入するのはSupremeやMONCLERの偽物を着るくらいにダサいことです。

下記リンク先が正規代理店になっていますので、そこで絶対に購入するようにしてください。

思わぬところに偽物は潜んでいるので絶対に確認してから!!

まとめ

ということでいかがだったでしょうか?

ファッション初心者の僕が初めてファッションアイテムとしてガジェットを購入してみましたが、今では日常使いするほどになっています。

機能面では微妙なものの、愛着が湧くデザインはやっぱり唯一無二です。

低音もゴリゴリで脳を震わせるような音質は完全に狂わされた一人になってしまいました。

そんな癖が凄いヘッドホン、いかがでしょうか?

気に入って頂けたら是非手に取って頂けると嬉しいです。

最後まで読んで下さりありがとうございました!

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